[SML 7025] Jun609 for Smalltalk

[AOKI Atsushi]

ＳＲＡ先端技術研究所の青木です。

フリーソフトウェア【じゅん「Jun609」】をアップロードしました。
次のウェブページの［新着情報（News）］をご覧ください。

http://www.sra.co.jp/smalltalk/jun/
http://www.sra.co.jp/smalltalk/jun/htmls/News.html

直にダウンロードする方々は、次のＵＲＩをご利用ください。

ftp://ftp.sra.co.jp/pub/lang/smalltalk/jun/

また、米シンコムさんのＦＴＰサーバからもダウンロードできます。

ftp://ftp.cincomsmalltalk.com/pub/goodies/Jun/

変更点は下記の通りです。

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【変更点】

◆グラファのノード削除時のメッセージ出力において、日本語辞書
　を引く際に不適切なキーを用いていたところを修正しました。

◆点群を視点と上方向ベクトルでソートする座標ソータを点探索ア
　ルゴリズムを変更しました。視点から一番近い点から次の２番目
　の点を探索する際に、上方向ベクトルの半空間で点群を絞り込ん
　だ後、視線から１番目の点で生成できる直線への垂線の足を使う
　ように改めています。

◆マックにおけるレンダリングの際に VRAM が不足していることに
　起因してビットマップが生成できない場合があり、リミッタをつ
　けることで対処しました。

◆３次元描画において、背面色がデバイスペイントやシンボルペイ
　ントだった際に、いままで白色にしていましたが、デバイスペイ
　ントやシンボルペイントを、きちんと色のインスタンスに変換し
　て設定できるようにしました。これにより、ウィンドウ仕様にお
　ける背面色指定や VisualWorks(Smalltalk) のデフォルトの背面
　色が活きるようになりました。

◆幾何平面の３次元描画オブジェクト化に変更を加えました。３６
　角形の円盤を生成するようにしました。

◆幾何三角形のそれぞれの辺を通り、その三角形に垂直な面を３つ
　生成できるメソッドを追加し、ある座標が三角形の上にあるか否
　かを判定できるメソッドを付加しています。

◆３次元描画オブジェクトを軸付きでウィンドウ領域を指定して開
　けるメソッド群を追加しました。

◆座標変換３次元描画オブジェクトの内包オブジェクトを入れ子に
　できるようにし、座標変換を OpenGL に任せるのではなく、じゅ
　ん側で行ってレンダリングする方式に変更しました。

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R2D2 (AOKI Atsushi)        http://www.sra.co.jp/people/aoki/