[SML 7041] Jun617 for Smalltalk

[AOKI Atsushi]

ＳＲＡ先端技術研究所の青木です。

フリーソフトウェア【じゅん「Jun617」】をアップロードしました。
次のウェブページの［新着情報（News）］をご覧ください。

http://www.sra.co.jp/smalltalk/jun/
http://www.sra.co.jp/smalltalk/jun/htmls/News.html

直にダウンロードする方々は、次のＵＲＩをご利用ください。

ftp://ftp.sra.co.jp/pub/lang/smalltalk/jun/

また、米シンコムさんのＦＴＰサーバからもダウンロードできます。

ftp://ftp.cincomsmalltalk.com/pub/goodies/Jun/

変更点は下記の通りです。

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【変更点】

◆フランス（パリ大学）より寄贈されたプログラムコードを反映さ
　せました。 X11 for Mac OS X でも正常に動作するようになって
　います。http://www.apple.com/jp/macosx/features/x11/

◆時間を決めて処理を行うプログラム制御メッセージ群を、じゅん
　のアプリケーションＭＶＣに加えました。
　以下では、self が JunApplicationModel / JunAbstractView /
　JunAbstractController / JunAbstractControllerWithMenu など
　のオブジェクトになります。

　self punctuallyDo: aBlock forMicroseconds: microsecondTime
　self punctuallyDo: aBlock forMilliseconds: millisecondTime
　self punctuallyDo: aBlock during: millisecondTime
　指定された時間内で指定された処理を実行しようとします。たと
　え時間内に処理が終わったとしても、指定された時間分だけかか
　るようにできています。時間内に処理が終わらない場合には、途
　中で打ち切られます。つまり、確実に時間を守ることになります。

　self do: aBlock forMicroseconds: microsecondTime
　self do: aBlock forMilliseconds: millisecondTime
　self do: aBlock during: millisecondTime
　指定された時間内で指定された処理を実行しようとします。たと
　え時間内に処理が終わったとしても、指定された時間分だけかか
　るようにできています。ただし、時間内に処理が終わらない場合
　には、処理の完了を待ちます。つまり、早く終えた場合にかぎり、
　時間を守ることになります。
　
　self fork: aBlock forMicroseconds: microsecondTime
　self fork: aBlock forMilliseconds: millisecondTime
　self fork: aBlock during: millisecondTime
　指定された時間内で指定された処理を実行しようとします。並行
　プロセスとして実行されますので、このメッセージの発信元にす
　ぐにプログラム制御が戻ります。指定された時間内に処理が終わ
　らない場合には、途中で打ち切られます。つまり、裏でこの時間
　内に可能な限り処理を進めておけ、ということになります。

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