[SML 7130] 形を引く

AOKI Atsushi aoki @ sra.co.jp
2006年 1月 30日 (月) 09:10:29 JST


SRA先端技術研究所の青木です。

渡邊克宏(手作り民芸プログラマ)さんが「形を引く」アイディア
の募集に応えてくれました。下記のウェブページをご覧ください。

http://katsu.watanabe.name/doc/katachi/

参考のため、私がポストした問題提起メール [Jun 4172] を添付し
ておきます。

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R2D2 (AOKI Atsushi)        http://www.sra.co.jp/people/aoki/


-------- Original Message --------
Subject: [Jun 4172] 形を引く
Date: Wed, 05 Jan 2005 16:58:28 +0900
From: AOKI Atsushi <aoki @ sra.co.jp>

青木です。

「形を引く」アイディアを募集します。色などの質感はともかくと
して、純粋に形(シェイプ)に焦点を絞ってです。可塑性や変形性
なども、とりあえず除外とします。相同性と相似性は必要です。

末尾に私が現在において取り組んでいる手法を絵図を用いずに文字
だけで書いておきますが、これにとらわれる必要はありません。む
しろ、とらわれそうならば、末尾を読まずに、遠慮のないアイディ
アを出してくださいまし。

「形の特徴を数にする」という抽象問題になりますから、いい訓練
になるはずです。専門外の方々も、ぜひ一考してくださいませ。

「これとあれが同じ形である」とみなすには、何をすればいいかに
なります。一目瞭然なことですが、コンピュータは不得意なんです。

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R2D2 (AOKI Atsushi)        http://www.sra.co.jp/people/aoki/


今、私が実装しているのは、ボックスツリーと呼ばれるもので、境
界箱の木構造(2分木)です。

ある形の境界箱を求め、長い軸で正規化し、長いほうをさらに2分
し、割れた部分形状の境界箱を再計算します。それを+と−の枝と
して、上位と下位の境界箱比(変化)を求めて記憶しておきます。

それを再帰的に一定のレベルまで繰り返して、2分木状のそれぞれ
の細分化された境界箱の重心もしくは幾何平均も求めておきます。

形を引くときには、2分木の走査(幅優先検索)で、境界箱の上位
と下位の比のマッチングと重心(もしくは幾何平均)のマッチング
を行います。

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