[SML 7270] Re: メッセージパッシング

Yoshiya Sasaki jsasaki @ coral.ocn.ne.jp
2007年 2月 9日 (金) 23:15:50 JST


佐々木です。

青木さんはじめ諸賢が種々のお言葉を出されていますが。

単純に「通信」じゃ駄目ですかね。
単に送るだけや、渡すだけではなく、相互にやり取りが
あるという意味合いから。

並行プログラミングや並列プログラミングや
モデルとしてのアクターモデルやプロセス代数
までも、考えが広がりますので。

HPC(高性能計算)でも、MPI なんてあるようですし。

膨らみますね、用いる範囲で。


佐々木 由也(Sasaki Yoshiya)




> 佐原です。
> 
> On 2007/02/09, at 16:02, Sako Hiroshi wrote:
> 
> > 酒匂です。
> >
> > message passing は
> > 直訳としてはメッセージを送ること、渡すことですから素直に考えると
> > メッセージ送信、メッセージ渡し、などになるのだと思います。
> 
> サッカー用語だとpassingは「通し」ですかね :-)
> 
> 	93.5kg
> 
> 
> >> ちょっと術語の日本語訳で助力をお願いします。message passing
> >> も、message sending も、共にメッセージ送信と訳されてい 
> >> ると思
> >> いますが、パッシングの意味をより強く表出するような言葉があり
> >> ませんかね?
> >
> > でもそれでは物足りない(単に「渡す」「送る」では伝わらない)と 
> > いうことなの
> > でしょうから(笑)、もう少し考えてみましょう。
> >
> > メッセージの「受け渡し」が及ぼす意味まで考えを広げると、
> > 単に「メッセージを相手の玄関先に放り出す」だけではなくて、それ 
> > を相手に
> > 「渡し」そしてその処置を「託する」という気持ちも含まれていると 
> > 思います。
> > 球技の「パス」だって、闇雲に相手に向かって投げつけるのではなく 
> > て、それがその
> > 先の展開につながることを期待して相手に「託して」いるのですよね。
> >
> > ということで、もしその「気持ち」をより強く考えるとすれば、
> > まあ結論としては簡単なのですが
> >
> > 「メッセージ委託」
> >
> > とかはいかがでしょうか。
> >
> > 以上。
> >
> > 07/02/08 に AOKI Atsushi<aoki @ sra.co.jp> さんは書きました:
> >> 皆さんへ
> >>
> >> じゅんのメーリングリストに質問したことを、SMLへの公開質問
> >> にさせてください。message passing の良い日本語訳を捜し 
> >> てます。
> >>
> >> ------------------------------------------------------------
> >> R2D2 (AOKI Atsushi)        http://www.sra.co.jp/people/aoki/
> >>
> >>
> >> -------- Original Message --------
> >> Subject: [Jun 5807] メッセージパッシング
> >> Date: Wed, 07 Feb 2007 14:17:02 +0900
> >> From: AOKI Atsushi
> >>
> >> 青木です。
> >>
> >> ちょっと術語の日本語訳で助力をお願いします。message passing
> >> も、message sending も、共にメッセージ送信と訳されてい 
> >> ると思
> >> いますが、パッシングの意味をより強く表出するような言葉があり
> >> ませんかね?
> >>
> >> ------------------------------------------------------------
> >> R2D2 (AOKI Atsushi)        http://www.sra.co.jp/people/aoki/
> >>
> >>
> >> -------- Original Message --------
> >> Subject: [Jun 5809] Re: メッセージパッシング
> >> Date: Wed, 7 Feb 2007 14:50:00 +0900
> >> From: Tomohiro Oda
> >>
> >> 計算モデル寄りの話ならメッセージ送受、
> >> 処理系実装寄りの話ならメッセージ配送、
> >> などはどうでしょう。
> >>
> >>
> >> -------- Original Message --------
> >> Subject: Re: [Jun 5809] Re: メッセージパッシング
> >> Date: Thu, 08 Feb 2007 13:40:47 +0900
> >> From: AOKI Atsushi
> >>
> >> Tomohiro Oda wrote:
> >> > 計算モデル寄りの話ならメッセージ送受、
> >> > 処理系実装寄りの話ならメッセージ配送、
> >> > などはどうでしょう。
> >>
> >> なかなか!いい感じですね。伝送や推移そして経路や並行などが計
> >> り知れる言葉が好ましいのです。
> >>
> >> 大胆にも浅岡さんが日経ソフトウエア連載の第6回で、シュード変
> >> 数(pseudo variable:模擬変数)の【thisContext】 
> >> を紹介してい
> >> ます。メッセージパッシングへと誘(いさな)う良い切り口でしょ。
> >>
> >> あるオブジェクトがこのメッセージをすでに受信していますか?と
> >> いうプログラミングは以下のようになります。たぶん Java  
> >> で書き
> >> 直そうとするときに嫌われるであろう Smalltalk のプログラ 
> >> ム。
> >>
> >> has: anObject alreadyReceived: thisMessage
> >>     aContext := thisContext.
> >>     aBlock := [:context |
> >>             (anObject == context receiver and: [thisMessage ==  
> >> context selector])
> >>                 ifTrue: [^true].
> >>             context sender ifNotNil: [:it | aBlock value: it  
> >> sender]].
> >>     aBlock value: aContext sender.
> >>     ^false
> >>
> >> 自分の実行環境(実行文脈/実行経緯)=過去をたどって調べあげ、
> >> 真偽を答えますので、模擬変数【thisContext】を引いていま 
> >> すね。
> >>
> >> 上記のプログラムは、調べ上げるスコープを、自分のプロセス(ス
> >> レッド)内に閉じていますが、最近の私は、これまた大胆にも並行
> >> プロセス(マルチスレッド)の実行環境下でも動くようなプログラ
> >> ミングをしました。ターボなスパイダーを実現するプログラミング
> >> でやったのです。ためになりましたよぉ〜!(並行で動作するマル
> >> チスレッドのソースコードデバッガの自作ですから。)
> >>
> >> ------------------------------------------------------------
> >> R2D2 (AOKI Atsushi)        http://www.sra.co.jp/people/aoki/
> >>
> >>
> >>
> >
> >
> > -- 
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