[SML 7351] [ANNOUNCE] Jun for Java (Jun699)

[Yoshiyuki NISHINAKA]

「じゅん for Java」のバージョン699を公開します。

  Java2 SDK 1.4 に対応する最後のバージョンとなる予定です。

  バージョン695からの主な変更点は、以下の通りです。

    * (bug fix) JunFileListにおいて、パーミッションの無いディレク
      トを選択した際に、例外を送出する不具合を修正しました。

    * (bug fix) JunFileRequesterにおいて、仮想的なルートディレク
      トリに関連する不具合を修正しました。

    * (modification) Jun2dCircle/Jun3dCircle/Jun2dPolygonに、座標
      変換のためのメソッドを追加しました。

    * (incompatibility) JunURLを、パッケージ
      'jp.co.sra.jun.goodies.tips'に移動しました。

    * (new feature) JunAbstractObjectは、じゅんクラスライブラリフ
      レームワークの一部として、Jun697において導入されました。

    * (new feature) JunAbstractModelは、じゅんMVCフレームワークの
      一部として、Jun699において導入されました。

    * (modification) JunLineとそのサブクラスをJun697相当に更新し
      ました。JunLine抽象クラスにおいて、'angleWithLine_(JunLine)'
      が抽象メソッドとして定義されました。

    * (bug fix) JunDoubleMatirxにおいて、ガウスの消去法による逆行
      列の計算に不具合がありました。このバグ修正は、Smalltalk版の
      Jun758において施されたものです。

    * (modification) JunDXFParserがDICTIONARY部を扱う際に、例外を
      送出する代わりに、単に無視するように変更しました。

    * (modification) JunGifAnimationStreamが、最適化された画像群
      を扱うことができるようになりました。

    * (modification) Macにおけるデフォルトフォントの指定(Osaka)を
      廃止しました。プロパティapple.awt.graphics.UseQuartzをtrue
      にした時、Leopardでは'Osaka'が適切に表示されず、逆にTigerで
      は'Dialog'が適切に表示されるようになったことに伴う変更です。


  「じゅん for Java」は、以下のURLからダウンロードすることができ 
  ます。

    ftp://ftp.sra.co.jp/pub/lang/java/jun4java/

  「じゅん for Java」は、オープンソースソフトウェアとして無償で提
  供している三次元グラフィックおよびマルチメディアを用いたアプ  
  リケーション構築のためのフレームワークです。「じゅん for Java」 
  に関する詳細は、以下のURLを参照してください。

    http://www.sra.co.jp/people/nisinaka/Jun4Java/index-j.html


                                 西中 芳幸 (nisinaka ＠ sra.co.jp)