[SML 7385] ワークショップ@近江八幡
AOKI Atsushi
atsushi @ cc.kyoto-su.ac.jp
2008年 9月 5日 (金) 10:46:03 JST
こんにちは、京都産業大学の青木です。
今日が参加申し込みの締め切り日なのですが、末尾に添付したワー
クショップがあります。私もスパイダーを持ち込んで話をさせてい
ただきます。
スパイダーの詳細は下記のページをご覧ください。国立情報学研究
所の佐藤先生のところのパプティケムおよびケモじゅんもデモした
いと思っています。
http://ascii.jp/elem/000/000/023/23108/
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070315/265391/
近江八幡が最寄りの方々、ご都合がつきましたら、ご参加ください。
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AOKI Atsushi http://www.cc.kyoto-su.ac.jp/~atsushi/
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〜〜〜 SEA-SPIN 滋賀ワークショップ案内 〜〜〜
1.テーマ:ソフトウェア技術者の基礎力
2.企画運営: ソフトウェア技術者協会 関西支部 プロセス分科会
http://www-ise4.ist.osaka-u.ac.jp/K-SPIN/
3.日程: 2008年9月12日(金)〜13日(土)
4.場所: ウェルサンピア滋賀(滋賀厚生年金休暇センター)
住所:〒523-0806
滋賀県近江八幡市北之庄町615
電話:0748-32-3221 FAX:0748-32-5972
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5.開催の趣旨:
この度,SEA 関西プロセス分科会では,上記のテーマによる1泊2日のワーク
ショップを企画しました.日頃の活動は2時間程度の講演会や勉強会中心で,
なかなか皆さんとじっくり腰を据えた議論・討論・よもやま話ができる機会が
ありませんでした.そこで,泊りがけで一度ゆっくり話あってみたい,という
のが,開催の動機です.
さてそのテーマですが,何と言ったらいいのでしょうか,ちょっと漠然として
いて説明しにくいのですが,先日の世話人会での次のような会話がきっかけで
した.
先日,自宅の引越しをしたんですけど,引越し業者の中にネジのとめ方を
知らない人がいてちょっとびっくりしました.
普通,四角い蓋なんかをネジ留めするときは,まず対角線の順番で軽く全
部を仮止めしてからキチンと締めていくものだとおもうんですが,いきな
り端からきつく締めていく人がいた.これくらいは常識かと思っていたん
ですが,最近は知らない人が多いんでしょうか.
この「ネジ止めのコツ」って,ソフトウェア開発にも同じような話があるので
はないでしょうか? すでにそれを身につけている人にとっては,特に意識も
しないような当たり前のことで,わざわざ「ノウハウ」とか「スキル」と呼ぶ
程でもないのですが,実は基本的に大事なことで,それがきちんとできている
かどうかが,プロとして仕事をして行く上で意外に大切だというようなこと.
書物やセミナーで勉強するのではなく,仕事の中で受け継ぎ,身につけて行く
ようなことがらです.
また,別の見方をすると,ネジ止めのような一見単純な作業の中でも,1本の
ネジに集中してしまうのではなく,一段高い視点に立って,全体の位置関係や
バランスを見ていく姿勢が大切だともいえます.
自らの仕事の遂行やプロジェクトの運営,キャリア設計などにさいしても,こ
の「一段高い視点から見る」姿勢が身についていることは大切であり,それを
無意識の習慣になるまで身に染み込ませておくべきではないでしょうか.
今回のワークショップでは,この「ソフトウェア開発に従事する者として,基
本的なこととしてに身につけておくべきこと」とは何だろうか,また,一段高
い視点に立って仕事をするとはどういうことなのか,といったことについて,
皆さんと意見交換や討論を行っていきたいと考えています.
もちろん,材料としてはこのネジ止めの例のような,具体的な手仕事に関する
ものに限らず,設計に関すること,テストに関すること,成果物管理に関する
こと,プロジェクト管理に関することなど,仕事の性格によっていろいろある
でしょうし,組織や分野によっても違うと思います.しかし,そうしたさまざ
まな立場や環境にもとづく経験を出しあうことで,お互いに新たな「気付き」
につながることを期待しています.
今回は,以上のような討論テーマに関連して,次のお2人の方に基調講演をお
願いしました.
京都産業大学の青木淳先生には,Smalltalkを駆使しての豊富なソフトウェア
開発経験と広い知見をベースに,プログラマ(あえて「プログラマ」とします
が)が身につけるべきセンス・スキル・知識等について語っていただきます.
また,事例として最近の研究成果の紹介もお願いしました.
PSP (Personal Software Process) やTSP (Team Software Process)に関する
活動で著名な秋山義博先生には,組織のカルチャーチェンジにおける技術者の
悩みや役割について語っていただきます.われわれ自身の仕事のあり方を見直
す上で,大きな刺激を与えていただけるものと期待しています.
皆さんの積極的な参加をお待ちします.
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6.プログラム:
1日め
10:30 受付開始
10:45 開会
11:00 基調講演
テーマ:プログラミングにおける知ることの深層
講師 :青木 淳 先生
京都産業大学 コンピュータ理工学部 教授
株式会社SRA先端技術研究所 非常勤顧問
内容 :
可視化(視えるように)する・可聴化(聴けるように)する
・可触化(触れるように)するプログラミング活動を介して
知り得たことの深層を紹介します.
視覚・聴覚・触覚は,文字・音字・点字に対応し,頭の中に
言語を作ります.プログラミング言語を用いて日々活動して
いるプログラマの頭の中に基底とすべき事柄を述べます.
12:30 昼休み
13:30 ワークショップ:自己紹介・ポジションペーパ発表
(一人5〜10分程度)
15:30 休憩
16:00 ワークショップ:グループ討論
傾向別に2〜3のグループに分かれて討論.
各グループ毎に内容を発表資料にまとめる.
18:00 討論終了
19:00 夕食および懇談
21:00 解散
2日め
9:00 基調講演
テーマ:カルチャーチェンジはどのようにおこるか
-ソフトウエアとエンジニアリングを越えて-
講師 :秋山 義博 先生
九州工業大学 情報通信技術教育センター教授
理学博士
SEI認定PSP/TSPインストラクタ
SEI認定CMMI入門インストラクタ
SEI認定SCAMPI AB&C High Maturityリードアプレイザ
内容 :
産業革命,物理学,化学,新しい工学・製造,最近のサービス
(GMがよく知られています)などの領域のプロフェッショナル
自身が問題に苦悩し悩みどのように解決したか,その「自分の
カルチャーチェンジ」を実現したか,また,それを回りに伝え
たかについて考えます.
(ソフトウエアというもの創りのカルチャーを変える,ハンフ
リーのPSP/TSPもそのようなひとつの例)
10:30 休憩
10:45 ワークショップ:グループ討論
12:15 昼食
13:15 ワークショップ:グループ討論
14:45 休憩
15:00 ワークショップ:全体討論
各グループからの発表,全体討論
16:15 閉会
16:30 終了
7.定員: 19名
8.参加費:
ワークショップ参加者用に会場(ウェルサンピア滋賀)の部屋を定員分予約
しています.ただし,4人1部屋の相部屋となります.
参加費は,この宿泊費込みとなります.
宿泊先を別途,御自身での手配を希望される方はご相談ください.
(seakansai-office2007 @ media.osaka-cu.ac.jp までメールでお問い合わせ
下さい.)
SEA正会員 18,000円
SEA賛助会員 20,000円
一般 23,000円
9.申込み方法 (〆切 9月5日(金)):
下の申込み票に必要事項を記入し,「ソフトウェアの基礎力」についての
自分の考えを書いた簡単な Position Statement を添えて,
seakansai-office2007 @ media.osaka-cu.ac.jp まで e-mail でお申込み
ください.折り返し受付確認の mail を返信します. 当日会場の受付で
お名前を申し出てください.参加費は当日現金でお支払いください.
領収書をさしあげます.
申込み受付後のキャンセルは原則として認められません.
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SEA-SPIN 滋賀Workshop (9/12-13 @ ウェルサンピア滋賀)参加申込み
氏名:__________________ ふりがな(______________________)
所属:__________________________________________________
住所:__________________________________________________
電話:________________
E-mail: _______________
領収書宛名: ____________________________________________
種別(いずれかにチェック・記入):
□ SEA会員(No: )
□ SEA賛助会員 (会社名: )
□ 一般
性別(部屋割りの為)(いずれかにチェック):
□ 男性 □女性
宿泊部屋のタイプ(いずれかにチェック):
□ 禁煙 □喫煙
---- mail to seakansai-office2007 @ media.osaka-cu.ac.jp ----
*注:賛助会員企業一覧:http://www.sea.jp/sanjo.txt
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