[SML 7578] [ANNOUNCE] Jun for Java (Jun729)

[Yoshiyuki NISHINAKA]

「じゅん for Java」のバージョン729を公開します。

  バージョン721からの主な変更点は、以下の通りです。

    * (new feature) JunDummyWriterは、書き出した文字の数を数える
      ためだけのクラスです。

    * (new feature) JunOpenGLCatalogModelは、いくつもの三次元オブ
      ジェクトをひとつのウィンドウ上で閲覧し、操作するためのアプ
      リケーションです。三次元オブジェクトをLSTファイルとして書き
      出したり、読み込んだりして、カタログの内容を表示するHTMLファ
      イルを生成することができます。

        http://www.sra.co.jp/people/nisinaka/Jun4Java/News/729/Catalog.png
        http://www.sra.co.jp/people/nisinaka/Jun4Java/News/729/CatalogHTML/index.html

    * (modification) JunOpenGLRendererを変更し、直接
      JunOpenGLRenderingContextを受け取ってレンダリングを行うので
      はなく、JunOpenGLDrawableを受け取るようにしました。これによっ
      て、レンダラを指定する際に、具体的なレンダリングコンテキス
      トを設定できるようになりました。

    * (new feature) JunLispConverterは、一種のファクトリクラスで、
      Lispリストを解釈して、オブジェクトを生成します。生成するオ
      ブジェクトのクラスは、JunLispListを引数とするコンストラクタ
      を定義し、あらかじめJunLispConverterに登録して使います。

    * (modification) 幾何関連のクラスやOpenGL 3Dオブジェクト関連
      のクラスを、JunLispConverterに登録し、Lispリストの形式から
      オブジェクトが生成できるようにしました。

    * (new feature) JunLispObjectインタフェースを導入し、クラス群
      とJunLispConsの直接的な依存関係を排除しました。


  「じゅん for Java」は、以下のURLからダウンロードすることができ 
  ます。

    ftp://ftp.sra.co.jp/pub/lang/java/jun4java/

  「じゅん for Java」は、オープンソースソフトウェアとして無償で提
  供している三次元グラフィックおよびマルチメディアを用いたアプ  
  リケーション構築のためのフレームワークです。「じゅん for Java」 
  に関する詳細は、以下のURLを参照してください。

    http://www.sra.co.jp/people/nisinaka/Jun4Java/index-j.html


                                 西中 芳幸 (nisinaka ＠ sra.co.jp)