[SML 7538] Re: 第7回Smalltalk勉強会@京都
Tomohiro Oda
tomohiro @ sra.co.jp
2009年 5月 14日 (木) 07:52:50 JST
おだです。
> 最内スコープ束縛方式を暗黙とした Smalltalk プログラミングに
> おいて、次の術語を明解にしておく必要があるのだろうと思います。
>
> 名前(name)
> :
これらに加えて、指し示される側について、
識別子(id)
参照(reference)
番地(address)
領域(memory block)
ビット列(bit sequence)
:
型(type)
クラス(class)
といったあたりを整理する必要がありそうですね。
> また、変数を書き留める(note)には、外延を示す(denote)、内
> 包を示す(connote)、などが関係してきます。 仮にも名前体系の
> 構築ですからね、変数名やメッセージ名を用いたプログラミングは。
認知言語学では名前に関しては典型例を示す(prototype)ということにも注目します。
あと、同じく認知言語学では、Meaning is a process rather than a discrete 'thing'
that can be 'packaged' by language.などと言われていて、プログラミング言語から
見ると、「なるほどねえ」と納得できることが多々あります。
また、意味がプロセスである以上、CPUと脳という2種類のプロセッサそれぞれ向けに
定義される「意味」があるはずだと思いますが、プログラミング言語の人間向けの意味論
の研究は残念ながら今のところあまり見かけません。
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おだ
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