[Squeak-ja: 2104] Re: スクイーク・ラボ準備中(多摩美)(
Kazuhiro ABE
abee.abe @ nifty.ne.jp
2004年 12月 15日 (水) 16:36:01 JST
阿部@新百合です。
On Mon, 13 Dec 2004 17:51:47 +0900
suto <suto @ amcac.ac.jp> wrote:
>#現実世界との繋がりを示してあげることはとても大切なことだと感じています。
はい。前回のC5で羽生田栄一さんの「MVCダンス」を見て(踊って)、このことを再
認識しました。
http://www.smalltalk.jp/Squeak-ja/archives/lists.squeakfoundation.org/squeak-ja/2004-January/001017.html
ピタゴラスイッチのアルゴリズム体操などもそうですが、頭で考えるだけでなく、
体を動かすことで理解が容易になることは確かにあるようです。
たとえば、eToysでも、「道に沿って走る」アルゴリズムなどは、自分がモーフに
なって壁伝いに歩いてみると分かりやすいのではないでしょうか。
あるいは、紙でコマを作って、紙の道の上を動かしてみるのもよいかもしれませ
ん。
このように、なんでもコンピュータでやろうとするのではなく、いろいろな方法
を組み合わせるのは有効だと思います。
# 世界聴診器も密かに身体性を指向しています。
また、先日CANVASというNPOの会合に参加させてもらったのですが、その発表をみ
ても、タンジブルという概念が研究から実用の段階に入ってきたように感じまし
た。
http://www.canvas.ws/
その際に問題になるのが、導入にかかるコストです。ソフトはフリーであったと
しても、ハードは台数に比例してお金がかかるので高価になりがちです。かといっ
て、なかなか量産もできないので、単価はますます高くなります。
# 余談ですが、Nintendo DSはタンジブルUIの実例として、よく考えられているよ
# うな気がします。
研究やアート作品として作られているものを見ると、どれも面白くて、役に立ち
そうなのですが、このあたりがネックになっています。
世界聴診器については、近々この問題をクリアしたものをご提供できるのではな
いかと思っています。
//abee
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阿部 和広 EMAIL abee.abe @ nifty.ne.jp
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