[Squeak-ja: 3322] Re: モーフパッケージ化システム

EPI♪ epi9tetus @ gmail.com
2007年 1月 3日 (水) 01:55:03 JST


竹村さま
明けましておめでとうございます。

>> 特に不慣れなメンバーや小学生のWSにおいては、自由度が高すぎて理解できない
>とのことですが、私たちも先日ワークショップを実施した際
>かなり自由度の高い内容を実施してみたのですが、案の定時間オーバーしてしまいました。
>自由度の中から子供たちが創意工夫でいろんなものを学び取るというのも重要だとは思いますが、
>限られた時間の中で、特に回数の限られるワークショップでは自由度をある程度制限してでも
>本来の学習目標に到達することが重要だと考えています。

全くその通りだと思います。
ちょっと検証してみようと思い立ち、子ども達の冬休みを利用して、プチWSを実施して
みました。
(おたまじゃくしのアニメーションを作るような簡単なもの)

対象は、小学校4年生と5年生、スクイーク未体験の中学2年生の合計6名。
(1時間30分を2回でワンセットとし、展開を変えて2回行いました)

女の子の傾向は、アニメーションの元になる画像に時間をかけすぎること。
(むしろ、それだけが楽しいような・・・)
男の子の傾向は、説明を聞いていない。(集中力の問題かと)

所感。
1)集中して聞ける時間が短いので、WSの目的を(さも面白そうに)作業中に何度も
伝え続けないと、何のために作業しているのか忘れてしまう場合が多い。
2)先ずは、教わったとおりにやってみよ〜!。と一通り作業させた後で、自由に出来る
時間を設ける方が、お互いにストレス無く楽しめる。
3)後何分。と時間を伝えながら作業させると、それなりに納得して次の段階に進んで
くれる。

結論。
>ある程度の筋道を前提としたツールを作り上げることで 〜以下略〜

大賛成です。
そこが終わりでは無く、更に多くの可能性があることをしっかり伝えた上で、作業する
ことが前提だと思いますが、全く自由な環境では、通常のWSの時間は少なすぎると
感じますし、子供と指導者の人数の比率からも、必要なツールだと感じます。
(説明だけで、実施するには指導者一人に対して子供は5名以内が限界?と・・・)

WS後に、周りの保護者や教師が意図を理解できていることも重要だと思いました。
(後で子供が継続したい時に、ツールで制限された作業=すくいーくとの認識を
現場の先生が持つことの可能性は大いにありうる)

仮に、ツールを利用してWSを数回実施したと仮定して、最後の日に自由に使わせると
いう構成も良いかも知れないと思います。
個人的な希望としては、タイヤや落下物のWSのように、画面と行動の両方での活動を
併せ持つ構成を初期に体験出来るほうが、画面の前で全く自由に操作するよりも
意味があるように思っています。(ちょっと脱線してしまいました。すみません^^;)

又、小学校などで実施して頂いたWSは、次回のWSまでに該当校で数回同じものを
実施できると、地域の大人や一度目でタイムアップした子ども達も楽しむところまで
持って行けるような気がします。そういう場合にも、ツールが利用できる方が、実現
しやすいのでは無いかと感じます。(保護者が同伴できるWSでも多くの親は一体
何だったのかと言うような感想がありましたので・・・)
キットを公開したサイトに、それに纏わるBBSなどが設置されているなども良いかも。

以上、長々と失礼致しました。



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