[Squeak-ja: 3395] Re: 教育用PC リナックスで再生
Kuniyasu Suzaki
k.suzaki @ aist.go.jp
2007年 1月 31日 (水) 14:32:43 JST
須崎です。
>>From: Haruhiko Okumura <okumura @ edu.mie-u.ac.jp>
>>Subject: [Squeak-ja: 3393] Re: 教育用PC リナックスで再生
>>
>>奥村です。
>>
>>"ひでたん" <hidetan @ gmail.com> wrote:
>>
>>> 圧縮アルゴリズムを変更(zlib -> libbzip2)した,cloop を試してみたのです
>>> が,伸長時間が長くなりアプリケーションの起動に時間を要してしまうように
>>> なってしまいました.その時は,とりあえず実装しやすさと圧縮率優先で,
>>> libbzip2 を使いました.
>>>
>>> 今の cloop は LZMA を使っているので,圧縮にかなり時間を要しますが,圧
>>> 縮率と伸長時間のパフォーマンスは良くなっているようです.
>>
>>今はLZMAを使っているのですか。存じませんでした。それならたぶんパフォー
>>マンスも考えてベストな選択だと思います。
ちょっと毛色が違うのですが、組み込み用 HTTP-FUSE CLOOP を先々週の
Linux Conference Australia で(代理)発表してきました。
"HTTP-FUSE CLOOP with Software RAID and DNS-Balance for Embedded Linux"
Jun Kanai, Kuniyasu Suzaki, Toshiki Yagi, Mitaro Namiki
http://lca2007.linux.org.au/talk/171
スライド資料 http://unit.aist.go.jp/itri/knoppix/20070118-LCA-HTTP-FUSE.pdf
HTTP-FUSE CLOOP とは CLOOP のように1ファイルに固めるのではなく、256KB
毎に切ったブロック毎にファイルの圧縮保存し、ドライバが必要に応じて該当
ファイルをHTTPでダウンロード/展開するものです。
これをストレージが小さい組み込み機器に適用する話ですが、組み込みでは
CPU(SH4, ARM が遅いので圧縮を LZO あるいは無圧縮にした方が効率的であ
る話をしてきました。
これの日本語の発表はCELF(Consumer Electronics Linux Forum )にあります。
http://tree.celinuxforum.org/CelfPubWiki/JapanTechnicalJamboree12
スライド資料
http://tree.celinuxforum.org/CelfPubWiki/JapanTechnicalJamboree12?action=AttachFile&do=get&target=Kanai_CELF.pdf
ちなみに丹さん(お久しぶり:-)の件は下記の論文に詳しい記述があります。
ブロックソート法を用いた圧縮ループバックブロックデバイスの実装と評価
http://www.alpha.co.jp/biz/products/knoppix/download/paper/IPSJ_2005_03_paper.pdf
P.S.
このMLではオフトプですね。_o_
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