[Squeak-ja: 3674] Re: Seasideについて。
Masashi Umezawa
umejava @ mars.dti.ne.jp
2007年 10月 15日 (月) 20:45:42 JST
こんにちは
梅澤です。
> 始めての書き込みです。
> 早坂 吉昭と言います。
>
> いま、Seasideを勉強中ですが、なにか良い日本語か英語の
> チュートリアルは、ありませんか。
> 梅澤さんが日本語の本を出して頂けるとありがたいです。
現状ではSeasideJOnePlusに含まれるチュートリアルをお勧めします。
http://swikis.ddo.jp/umejava/41
中身はこれです。
ftp://swikis.ddo.jp/SeasideJ/lesson/SeasideTutorial20070126.pdf
日本語の本はいつか出したいとは思っているのですが、1年以上はかかる
作業なので、なかなか機会を見つけられません。
> また、Web ApplicationでRuby on Railsが好評ですが、
> Seasideが、これよりも優れている点を教えて下さい。
> よろしく、お願いします。
Seasideは継続を使って状態の管理を行ってくれるので、複雑な画面の
遷移を持ったWebアプリケーションに向いていると言えるでしょう。
一方RailsはRDBを前提としており、割と単純なデータ参照・更新系の
アプリケーションを手早く作成するのに最適と思います。
既存のWebアプリケーションフレームワークになれた人はおそらく
Railsの方が入りやすいと思います。今までのWebアプリケーション開発
の枠組みをあまり変化させずに、便利さを追求したものといえるかも
しれません。
Seasideの場合、Webアプリケーションならではの変な約束ごとが
なく、あたかも通常のGUIアプリケーションを書いているかのように
開発できます。GUIアプリケーションになれた人であればうってつけですが、
Webアプリばかり書いてきたという人にとっては、かえって閾が高く
なってしまうのかもしれません。私個人としてはSeasideの書き方は
長年親しんだMVCそのものであり、非常に気に入っています。
ではでは。
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