[Squeak-ja: 3089] 子供向け WS(ワークショップ) のリクエスト
EPI♪
epi9tetus @ gmail.com
2006年 8月 29日 (火) 00:33:53 JST
小学生対象のWSについて、受講した子供たちや保護者からの感想とリクエストを
まとめました。(子ども達7名、保護者5名からの集計です)
1)参加した小学生の申し込みの動機
・パソコンは家で触らせてもらえないから。
・パソコンがうまくなりたいから。
・面白そうだから。
・家で、参加するように言われたら。
2)参加した子供たちの保護者が子供に薦めた動機
・スクイークは勉強になると聞いたから
・子供が興味を示したから。
・パソコンに興味はあるが、よく分からないから。
3)前回参加して、今回参加しなかった理由(子供たち)
・前と全く同じ内容だと聞いたから。
・絵を描く時間が少なかったから。
・1回でも休むと駄目といわれたから。
・前回、何をしろと言われているのかよく分からず楽しくなかったから。
4)リクエスト(子ども達)
・予め何をするのか教えて欲しい(参加者への資料を先に配布希望)
・自分で持参した写真を使いたい。(媒体の持込又は、ダウンロード)
・ゲームを作りたい。
・おたまじゃくし以外のアイテムをアニメーションにしたい。
・作業中に、教えてくれる人を増やして欲しい。
・自分で作ってきたプロジェクトを見て欲しい。
・使える色を増やす方法を教えて欲しい。
・箱の使い方をもっと教えて欲しい。(多分、更に複雑なアニメーションと言うことです)
・グラデーションを使いたい。
・先生の声が小さい(それぞれのテーブルで指導して下さる際)
・親や先生と一緒に作業したい。
・後で作ったものを見られるようにして欲しい。
・プリントアウトして持って帰りたい。(スクリーンショット?)
5)リクエスト(保護者)
・小学校の先生と指導の先生の連携をもっととって欲しい。
・ひとつづつのプロジェクトの目的をもっと明確にして欲しい。
・予め資料の配布をして欲しい。
・キーボードを利用した文字入力もプロジェクトに加えて欲しい。
・助手の方(解説者以外の指導者)の指導の仕方を改善して欲しい。
6)スクイークは何だと思いますか?(子ども達と保護者)
・スクイークは星や自動車を描くことの出来るもの。アニメも上達したら出来る。
・マウスで遊べるソフト。
・パソコンに慣れるためのソフト。
・ゲームがついているのに、学校や家ではさせてもらえないから面白くない。
・ホームページ作成やチャットが出来ないソフト。
・プリントアウトできない。
・どのように役に立つのかよく分からない。
・アニメを作るためのソフト。
・ゲームが作れるソフト。
以上が集計結果です。
2度目に参加しなかった子ども達も、前回は楽しかったと言っていますが、
それなのに参加しなかった理由を尋ねたので、上記のようにネガティブなコメントや
リクエストが多いことをご承知下さるよう、お願いします。
具体的に、気になる点や所感は以下の通りです。
項目(1)(2)から感じられるのは、スクイークのWSと言うよりもパソコンに触る機会と
とらえて参加している傾向が強いと言う点で、それぞれのパソコンに持つ期待感が
現れていると思います。
(3)〜(6)について、学校の先生方も多くオブザーブに来られているものの、作業は
子ども達の方がよく理解しているために、態度が悪くても何も言えず(言う余裕がない)、
指導の先生方もスクイークについてはエキスパートであられるものの
子どもへの対応と言う点については、注意のそれた子をうまく軌道修正する術を
身に付けておられないと言う印象が強く、役割分担の必要を感じました。
(教えてもらっているのに、リールのついた椅子の上でスーパーマンになっている子ども
など。)
又、内容については、子ども達の習得度について個人差が激しく、ねらいを段階に分けて
設定し、それを予め子どもと先生、参加する保護者に知らせておくことで、それぞれが
充実した時間をもてるのでは無いかと感じられます。
特に、子ども達が自発的に自分で復習してきたプロジェクトなどを「持ってきては駄目」と
一言で済ますのではなく、継続してスクイークへの興味を維持できる流れを作る工夫が
今後の継続に繋がるのではないかと感じます。
小学校では、子供から先生にワークショップ以外の授業やパソコンクラブの場において
「スクイークがしたい♪」とリクエストした場合、「難しいから駄目」と返事があるそうですが、
何か宿題的なものをワークショップ後に残していただけると、保護者からもサポートできると
思います。
この辺りの大人間のコミュニケーションについて、イニシアティヴを取っているのは
どの機関なのかよく分からないのですが、折角の好奇心を良い形で展開させてやれる
方法は無いものかと感じられます。
(家庭で、その後のプロジェクトを提案するのは至難の業ですので・・・)
プログラム自体が対話形式だとの印象を受けることから、WSの展開の方法も対話形式
に持って行けると、更に内容の濃いものになるのでは無いかと思いました。
最後に私個人からの質問ですが、一つの課題を実践した後に、それを用いて考察や
評価する時間が存在していないように思われますが、それが本来の形なのか、又は
タイムアップになっているのか?気になりました。
長文失礼致しました。
EPI♪
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