[Squeak-ja: 3642] Re: ESUGチラシの日本語訳
Tomohiro Oda
tomohiro @ sra.co.jp
2007年 10月 10日 (水) 13:09:46 JST
おだです。
まずはメールにあった部分から。
大島さんも素晴しい訳を書かれていますが、参考例は多いほうがよいだろうということで。
> {{{
> メッセージは自然言語の方法に習って、
> The message is based on a natural language, with a subject, a verb and
> complements.
> }}}
メッセージは自然言語と同じように、主語と動詞、そして補語によって表現されます。
> {{{
> STIC(企業のactorsやSmalltalk editors(?)の協会)によって北アメリカで行われている毎年の会議。
> Annual conference, organised in North America by the STIC, an
> association with industrial actors and Smalltalk editors.
> }}}
年に1度のカンファレンスがSTIC(企業やSmalltalk開発者の協会)の主催で北米で開かれます。
ぐらいな感じでいかがでしょうか?
flyerについては、「です、ます」調と「である」調が混在しているのが気になりました。
おそらく「です、ます」調に揃えたほうがオープンな雰囲気になるのではないかと思います。
また、細かい所で気になったのは、
表紙の
>純粋にオブジェクト指向で
は、
純粋なオブジェクト指向で
にしたらいかがでしょうか?
また、用語集のイメージの所で
> Smalltalk環境は、イメージという永続的なオブジェクトストアを含みます。
とありますが、「オブジェクトストア」がちょっと気になるので
Smalltalk環境はイメージという永続的なオブジェクト領域を持っています。
みたいな感じでどうでしょうか?
Smalltalkの重要な概念の所では、
> Smalltalkはオブジェクト指向言語、動的に型付けされている、
に「であり」を補って
Smalltalkはオブジェクト指向言語であり、動的に型付けされている、
にすると通りがよくなると思います。
また、
> 以下のとても一貫性のある事実からきています。
は、
一貫性に関する以下の事実からきています。
でどうでしょうか。
メッセージの送信に関する部分で引数の数の説明は、
引数を1つだけ取ります。
引数を1つ以上取ります。
のように、英語の数詞を日本語では副詞のような使い方をすると
英語的な硬さが取れることが多いです。
以上、参考になれば幸いです。
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おだ
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